
前田麻美さんの器を使ってコーディネート
Coordinates with plates by Asami Maeda
現在販売している前田麻美さんの器を使って、ちょっと個性的なテーブルコーディネートをしてみました!
先日YouTubeライブでお伝えしました葉物シリーズ。
この器たちどうやってコーディネートしたらいいの?という方もいるかなと思い、実際にあれこれ器を組み合わせて、可愛いコーディネートが出来たのでご紹介させていただきますね。

今回葉物シリーズから使った器は3枚。
「灰青釉蓮の葉8寸」をテーブル中央においてシェア皿に、「灰青釉ウンベラータ6寸」と「灰青釉ツワブキ6寸」を取り皿用の器として合わせました。
どの器もお料理をのせても可愛いのですが、リアルな葉脈や立体的なフォルムが美しいので、取り皿としてテーブルにのるだけで、素敵ですよね。
そして葉物シリーズと相性いいのが、ブロンズ釉です。
釉薬のたまるポイントが多い葉物シリーズのデザインは、青緑の灰青釉の色味が綺麗に出ているのも特徴。
そこに落ち着きのある優しい輝きのブロンズ釉が、しっくりきます。
ポイントはスタイリッシュな形を合わせること。
葉物シリーズはデザインに特徴があるので、合わせる器はシンプルなものがよいです。
シャープなラインが美しい「ブロンズ釉角長皿」、同じく四角いフォルムの「ブロンズ釉隅入小鉢」がぴったり合います。
さらに灰琥珀釉の小さいアイテムで遊び心をプラスしています。
こちらのポイントは、ブロンズ釉の近くに配置すること。
ベージュとブラウンは同系色なので相性が良く、近くに置くことで収まり良くなり、コーディネートにも統一感が生まれます。
それぞれ違う表情や釉薬の器を組み合わせて、落ち着いた大人っぽいテーブルに仕上がりました。


灰青釉で仕上げられた蓮の葉の平皿。
水生植物である蓮の葉をモチーフに、自然な葉脈や揺れが表現された、生命力を感じるデザイン。
独特でありながら使いやすさも兼ね備えた作りで、テーブルのポイントにぴったりな1枚です。
テーブルの中央に置いてシェア用の大皿として、カレーやパスタ用に1人前を盛り付けて。
器合わせが楽しくなる器です。
先日のYouTubeライブで盛り付けたのは、蒸し鯛のタイ風パクチーソース。
余白を意識して中心に盛り付けると、お料理が本当に映えます。


こちらも灰青釉で仕上げたウンベラータの平皿。
観葉植物の葉ウンベラータをモチーフに、自然な葉脈や揺れが表現された、生命力を感じるデザイン。
独特でありながら使いやすさも兼ね備えた作りで、テーブルのポイントにぴったりな1枚です。
メインディッシュから取り皿まで使える万能サイズ。
YouTubeライブで盛り付けたお料理は、生春巻き。
ライブ中に6寸皿には生春巻きを2本、5寸皿に1本がピッタリ合ったので盛り付けました。
6寸の盛り付けの写真を撮り忘れてしまったので、写真は5寸皿になります。
灰青釉に海老の赤、パクチーの緑が映えますね。
utw1376 灰青釉ウンベラータ6寸 ¥5,500 (税込)


葉物シリーズ最後は、灰青釉ツワブキ6寸。
海岸や岩場で生息しているツワブキの葉をモチーフに、自然な葉脈や凹凸による立体感が表現された、生命力を感じるデザイン。
デザイン上盛り付けるポイントが中心から少しずれていて、盛り付けるとおしゃれな1枚です。
YouTubeライブでは、茄子のエスニックマリネを盛り付けました。
葉先に向けて余白が生まれる器なので、それを意識して盛り付けてください。
紫に緑の瑞々しい色味が良く合います。


次にブロンズ釉。
今回の個展のために、別注で作っていただいたブロンズ釉角長皿。
コンパクトなサイズなので、手前側においても邪魔にならずまとまりよく使えます。
お酒を飲む我が家としては、おつまみ3品くらいをここに盛り付けたい!
1つ前のブログで商品について詳細をご紹介しているので、下記リンクから合わせて見てみてくださいね。
*「ブロンズ釉角長皿」商品について
utw1405 [別注] ブロンズ釉角長皿 ¥3,960 (税込)

ブロンズ釉隅入小鉢も別注で作っていただいた器です。
コーディネートされて様々な器の中に置くと、使いやすく丁度良いサイズというのを実感していただけるかと思います。
ブロンズ釉は重くならずにテーブル全体の締め役として、本当に立派な仕事をしてくれるアイテムです。
こちらも1つ前のブログで商品について詳細をご紹介しているので、下記リンクから合わせて見てみてくださいね。
utw1404 [別注] ブロンズ釉隅入小鉢 ¥3,300 (税込)

淡いベージュの灰琥珀釉薬が綺麗で、ダリアの花弁1枚1枚が丁寧に作られた美しい器です。
前田さんらしい繊細さを感じつつ、大胆に描かれているダリアがとても魅力的。
直径約9.5㎝と小さいサイズなのですが、華やかさを演出するポイントとして加えるのにぴったりな器です。
どちらかというと葉物シリーズが落ち着いた印象なので、小さいながら花のモチーフを加えて華やかさをプラスしてました。
そして、豆皿の中に並べても可愛いので、是非試してみてください。

もう1つの花モチーフの器が、「灰琥珀釉菊4寸鉢」。
同じく淡いベージュの灰琥珀釉薬が綺麗な、立体的に作られた菊模様の鉢です。
菊の繊細なフォルムに淡いベージュが良く合っていて、華やかながら何にでも馴染むデザイン。
こちらは深さがあるので、お料理や用途によって選んでいただければと思います。

最後に可愛い豆豆皿のご紹介。
今回前田さんの取り扱いアイテムに加えた豆豆皿。
形によって箸置きだったり、手塩皿的に薬味などを盛り付けたりと、万能な器たちです。
その中から灰琥珀釉の菊を、箸置きとして合わせました。
最初はブロンズ釉の芙蓉もいいかなと思い、合わせたのですが…今回のテーブルには灰琥珀釉の方がぴったり合ったんです。
コーディネートの最後に決めるのが箸と箸置きというのが大体のパターンで、いつも全体のバランスを見て、まとまりのよいものを選んでいます。
手前にブロンズ釉の角長皿がるからか、灰琥珀釉がしっくりとまとまりました。

初めて手元に来た時にする器合わせが、本当に楽しい!
イメージ通りの時もあるし、合わせて見ると全然違うものとの相性が良いなど。
いつもワクワクしながら、コーディネートを考えています。
今日のコーディネートはいかがだったでしょうか?
皆さまの日常の一コマに加えていただけたら、幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

